母親が熊川哲也の公演、正確にはKカンパニーがやる海賊の千秋楽を見てきたらしい。ですごかったわー本当にすごかったとか言ってて、僕は実際に見てないから全然判らないんだけど自身の名前をバレエカンパニーの名前にするナルシストな姿勢はともかく、バレエというごまかしができないジャンルの芸術で現役であり続ける、客を魅了し続けるというその姿勢は素晴らしいの一言につきると思う。てかもう40歳なんすねこの人。で、この熊川哲也の姿勢は年取った、もっと言えば才能が枯渇した高齢のミュージシャンのそれとは対極的なものだなと思った。新しさが常に無いといけない。更新しなきゃいけない。長く持続するだけの新しさは時に退屈を生むけど、そういったものをリアルタイムで体験することが楽しいし面白い。で、熊川哲也は寄る年波にも勝ち続け自己を更新し続け未だに現役のダンサーであり続けてるんだな、なんてことをぼんやりと考えた。

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やらなきゃいけないことを全然やってないな。そろそろやろう、暇だし。もう六月も後半だ。

高橋悠治のサティ作品集の1番がすごすぎます。こんなに自由を感じる演奏は聴いたことが無い、特にグノシエンヌが素晴らしすぎます。非常に上品な逸脱が続いていくイメージ。すげー、とにかくすげーとしか言えなくてこんなCDには久しぶりに出会いました。もうちょっと集めよう。

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サティ:ピアノ作品集1

サティ:ピアノ作品集1

体調が悪かったけど治った、性格にはまだ完全に治ってなくていわゆる病み上がりなんだけど自分の場合病み上がりのときは無理をしてでも外を出歩いたりしているうちに体調が良くなっている場合が多い。思うに一日中部屋の中で横になっているというのは体に悪い気がする。

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一握の砂・悲しき玩具―石川啄木歌集 (新潮文庫)

一握の砂・悲しき玩具―石川啄木歌集 (新潮文庫)

購入

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下巻も買いましたっ

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あとこれも

死者の書・口ぶえ (岩波文庫)

死者の書・口ぶえ (岩波文庫)

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これは借りた。花火師で検索したら出てきたから笑

わたしは花火師です―フーコーは語る (ちくま学芸文庫)

わたしは花火師です―フーコーは語る (ちくま学芸文庫)

ATAK018 Memories of Origin Hiroshi Sugimoto Concert Version@原美術館行ってきました。

美しすぎる音色に包まれて今週は不愉快な出来事がいっぱいあったんだけど全てがどうでもよくなって今とても幸せです。ピアノの演奏をピアノのものすごい近くで、野外で聴くなんて体験はもちろん初めてでリズムもメロディーも演奏者が鍵盤を叩くことによって生まれるという当たり前のことにハッと気づかされる。

つばめグリルで遅めの夕食をとって帰宅。